現代写真研究所

2020入江ゼミ写真展さくひん集

2020年4月の写真展「共生」は中止となりました。撮影取材した写真を発表できないのはとても残念なことでした。このサイトに掲載して「巣ごもり写真展」を企画いたしました。ご覧くだされば幸いです。

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個々の作品は撮影者の著作物です。
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『スローライフ-籠を編む-』須永 純子

 竹細工講習会に通い1年。休むこともあるが先生の指導で挽回している。材料の篠竹は地元で採取できる。篠工芸は昔から地元の人により受け継がれていると先輩からきかされ、一緒に指導を受けてみないかと誘われた。土間での作業、冬場は寒い。4匹の猫から逃れるため、小屋を改装し工房に。転居して3年目の二人、モノづくりの夢が現実のものになった。

『大地』特別出展 入江 進

緑に覆われた大地は、すべての生命を育んでいる。特に多種多様な植生の原始林は貴重な存在であり、後世に受け継いで行くことが私たち世代の責任だと思う。

『三郷の農民 加藤章 90歳』  深澤 大三

 私の住む地域(三郷市)に、戦後の厳しい時代から社会運動に参加している専業農家の加藤章(90歳)さんがいます。「加藤章 自分史」の出版を機会に紹介していただき、2019年春から冬にかけて農業にかける姿を撮影しました。

​埼玉県三郷市

『芝川下流・川口元郷界隈』  江藤 正弘

 赤羽駅から京浜東北線で大宮行きに乗ると2~3分で荒川鉄橋にでる。右前方に55階建ての高層住宅がみえてくる。その周辺が川口元郷の街である。浦和の方から流れてきた芝川はここで東へと向きを変え、3キロ先で荒川に合流する。川口元郷はかつては鋳物の街として知られたが、今も数社が操業を続けている。

『春が来た』  平山 謙

 長野県飯山市は豪雪地である。唱歌「春の小川はさらさらいくよ・・」の作者、高野辰之は隣の中野市出身。フキノトウの芽吹きは「幸せの鐘」となって村人の心を打つ。小川には雪どけ水が流れ、田おこしが始まる。畑では特産のアスパラの収穫で忙しい。春の訪れは人だけでなく、ヤギも心優しくするようだ。

​長野県飯山市

『江戸川区春江町』  江坂 美代子

 この町は緑と川の町。ビニールハウスや農地では野菜や花が栽培され、生産緑地地区としての光景が広がる。目の前の新中川は水路として多様な船が行きかう。大型台風の時などは不安の種になるが、船のエンジン音が私に活力を与えてくれる。

『忘れまい、あの時代』  増田 康雄

 日本は1930年代に中国への侵略を始める。1945年8月、米軍の広島、長崎への原爆投下で日本は敗戦を迎える。戦後の日本は平和主義、基本的人権、国民主権を尊重する国に生まれ変わる。しかし、戦争の爪痕は75年たった現在も日本各地に残されている。若い世代はこれらの戦跡から平和を学んでほしい。

『回遊都市-新宿流離譚(りゅうりたん)』  赤松 ともい

 「新宿のサカイヤに行くんだ」。中学卒業直前、同級生のタカコちゃんは誇らしげに言った。初めて新宿という地名を聞いて60年近く。どれ位の上京物語を新宿は刻んだろう。地方発、外国発の。人間の悲喜こもごもが、政治経済、文化風俗とごった煮になって、沸点高く躍動する町、新宿。流離、回遊する人々を撮ってみた。

東京都新宿

『池袋-共生領域-』  川地 素睿

 池袋駅周辺がすさまじく変わり始めている。高層ビルが林立し、おしゃれな店舗やカフェが増殖し、アニメや遊び場も膨張している。それに抗うように、土着のにおいがするのも、また池袋だ。行き過ぎる人、もどる人、引きずられていく人、流れの中にいると見えない人たちの営みに惹かれる。

​東京都池袋

『SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE』  白石 暁生

 2019年11月1日にオープンした、渋谷スクランブルスクエアは、地上約230メートルのビルである。屋上には展望台があり、渋谷で1番高いビルとなった。私の学生時代の通学路であった渋谷も様変わりした。

 これも近代化と商業主義の流れである。

東京都 渋谷

追悼

 森山さんは入江ゼミに発足2年目の2011年より参加していました。近年は国会議事堂前に足繁く通い、市民の叫びや憤りをどのように表現するかをゼミ生と共に考え、撮影に挑んでおられました。私も何度か現場で森山さんを見かけましたが、身のこなしは素早く、撮りたいものへと走り回って、対象を真剣に撮影されていました。いつも穏やかで真摯な姿は私たちの心の中に刻んでおきます。志はまだ半ばであったであろうと悔やまれてなりませんが、その想い、信念は私とゼミ生がしっかりと受け継ぎます。​

​記 入江 進

『鎖された町』  清水 和雄

 2011年東日本大震災の津波により、事故を起こした福島第一原発。そこから放出された放射能により、ここに暮らしていた市民は、9年経った今も帰ることが出来ない。これは天災ではなく、間違いなく人災である。

『心惹かれる情景』  原田 敏朗

 小さな旅に出かけ、心惹かれる情景に出会うとシャッターを切る。植物、小さな生き物、自然の造形、何気ない小さな出会いは私の想像力を豊かにし、心を満たしてくれる。

​2019年5月~2020年1月

『ジオの貌(かお)』  名倉 忠義

 南の海で生まれた火山島は本州に衝突し、伊豆半島が誕生したと云われている。その特異な地質は、柱状節理などを形成した溶岩として観察できる。天城山を中心とした溶岩の大地には森林が育ち、林床に蓄えられた水は、渓谷と川を造り豊かな里海を育む。

『冬の秋元湖』  宮寺 幹夫

 1月初旬に福島県の裏磐梯の撮影会に参加した。2日目の夜明け前に宿を出発し、秋元湖に着いたときはまだヘッドライトを頼りにして歩かねばならなかった。気温は零下で非常に寒い。仲間と共に撮影場所に着くと、早速撮影を開始した。

福島県(裏磐梯)秋元湖

『木のざわめき』  伊藤 亨

 木は自分では動かないけれども、様々な表情をもっている。千辛万苦を超えた時間を飲み込んだ姿は、自由奔放に振舞っているようにも見える。産湯のタライから位牌まで、人とは切っても切れない間柄だ。

『町の祭り』  吉川  隆

 毎年、町内会こぞってお祭りをとりおこなう。1ヵ月程かけて準備を進め、当日の天気を心配しながら、あれやこれやの手はずに汗だくで取り組む。都内とはいえ過疎化が進み空き家が増え高齢化が進む。しかし当日、祭りの太鼓が鳴り響くと誰もが心うきうきと動かされ、町の結束が強まる。

​東京都北区豊島 2019年8月

『結花ちゃんのお祭り』  榎本 佳恭

 お祭り好きご家族の一員である結花ちゃんは、年間十数か所の祭典を盛り上げる。あなたの街でお会いできるかもしれませんよ。

​東京都武蔵野市

​ 最後までご覧いただいてありがとうございます。写真は個人の著作物ですので無断使用、転載はご遠慮ください。感想やご意見などがございましたら下記からご連絡ください。

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