鎮魂になったかな
- urohaze
- 2010年10月15日
- 読了時間: 1分
♪初心生涯♪の曲をひっさげて乗り込んだ長崎。原爆と長崎が今回のキーワード。日本人として心して、知っておくべき、見みておくべきところと覚えた。



ガイドさんは「8月9日11時2分がキーワード、覚えておいて下さい」と語った。


歌の心を捉えようと、原爆資料館を訪問して見た惨状。75,000人もの人がこれまで亡くなった。歴史に刻んだ過酷な重みは、語り継がれるべきことと誰をもが思うことだろう。
町中の高台に見えるマリア像が平和をずっと祈っている。翌朝、ホテル近くの公園で発声練習。祈りの場を拝借して。




日本最古の石橋。子供たちも憩う姿も平和でこそ。


日本の夜明けと平和への歴史を刻んだこの地で、いっとき過ごした時間は味わい深かった。むろんチャンポンと皿うどん、おいしい焼酎はたんと味わった。「初心生涯」の演奏中に、胸元を揺らすものがあった。何人かの仲間が、こみ上げる感動を味わったとの話を聞いて、まんざら年のせいばかりでないと思い返した。合唱の結果は置くとしても、この旅は記憶に残るひとつとして、引き出しに仕舞うことにした。さてなにがしかの鎮魂はできたろうか。
Comments